7月9日(水) 抜糸

抜糸っていうより
抜ホッチキス!だよな。


手術の翌日の回診のときのこと。
術後の傷口チェック&消毒に
ドクターと看護師さんたちがきてくださった。
寝転がったままというのも失礼かな、と
なんとか上体を起こす。


ガーゼ交換。


傷口、先生とともに確認。


・・・・が〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!


なんと、なんと!


傷口が
ホチ止めされているではありませんか!


せんせ〜、せんせ〜、これって
ホッチキスじゃないですか?!


ぼんやりしていた意識も
急にハッキリ!
それくらい、まじでびっくりした。


もうね。
まるでフランケンシュタインみたいなの!


しかも。
傷口周辺を消毒するたびに
ガリガリ’って感触が伝わってくる・・・。


見てるだけで
オソロシイ・・・。


せんせい、もちろん、これって
取るんですよね???


「もちろん(にっこり)」


でも、でも、せんせ〜
これ、ホッチキスですよ!?
めっちゃ痛いんじゃないですか?!!!!


「大丈夫大丈夫☆ちゃんと取ること考えて作ってるから(はーと☆)」


・・・作ってるって・・・
作品じゃあるまいし
(って、ある意味先生にとっては作品かな)


おびえる私をみていた看護師さんが
あとからそっと教えてくれました。
「大丈夫ですよ〜。普通の抜糸より痛くないらしいですから。
 大体皆さん、平気みたいですよ。
 ちょっとちくってする程度です。」


ちょっと、ほっ・・・。
安心しつつも
やっぱり、消毒の際の
微妙な感覚には
最後までなれず、恐怖心は残る。



・・・で、水曜の抜糸(抜ホッチキス)。


けっこう痛かったんですけど・・・。


抜き始め。
起き上がってみてようかな〜と思っていたら


「あ、横になってた方が楽ですよ。
 ・・・気持ち的にもね」


・・・って、けっこうえぐいのかしら。


でも、その提案には素直に従い
タオルかぶって横になる。


どきどき。どきどき。


抜糸開始。


・・・ってか、痛いんですけど。


「あいたたたたたたt」


「あ、3回に1回は痛いみたいだね」


「・・・あ、いや、3回に2回くらい痛いみたいですけど・・・」
(痛みを訴えつつ、おびえる私)


そんな私の訴えもなんのその。


「あれ?しろ〜とさんみたいな反応だねぇ(笑)。」


「・・・わたし、しろ〜とです!
(確かに手術は多いけど・・・)
前回はこんなホッチキスじゃなかったです!
ホッチキスは初めてなんですよ!」


「ふ〜ん、あ、そう。」
かる〜く流され
次々にホッチキスを抜いていく。(痛いよ!)


全部で15本(事前に数えていた)
指折り数えて、こらえた。
私、痛みにめっちゃ弱いんよね。
がんばりの甲斐あって、無事完了!


ふぅ〜〜〜〜。


まぁね。
確かに、泣くほど痛かったか?っていわれたら
それほどでもなかったけどさ。
結構いたかったよ?!


抜ホッチキス後は
傷口がちくちく、ちくちく痛かった。


しかも腫れた。


まぁね。
仕方ないよ。だって、刺し傷みたいなもんでしょ?
・・・でも痛かったな。


しかも。
明日が退院ってことで
採血されたんだけど
その看護師さんがちょっとへたっぴだったようで
たぶん2回針刺したでしょ?!
でもって、中で血管さぐられた〜〜〜!!!!


おかげで
まだ腕が微妙に痛い。


もう!


ちゃんと練習してから
採血してくださいっ!って言いたいよ!


でもね、明日が退院と思うと
ちょっとガマンできた。


相変わらず夜はCPMのせいで
眠れなかったけど
それも最後だと思うと
ガマンできたよ。
いつものりんごジュースじゃなくて
牛乳だってのが、微妙にいけてなかったけど。